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2009年12月28日

●雑誌「Better Care」2009冬号に当社施設及びご入居者が取り上げられました

介護専門雑誌「Better Care」2009冬号記事「百人百色の介護」に当社施設「バナナ園ほりうち家」及び「バナナ園ほりうち家ご入居者」が取り上げられました
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●Better Care2009冬号掲載「百人百色の介護」①

Better Care2009冬号掲載記事「百人百色の介護」その1です。
BetterCare2009冬号1

●Better Care2009冬号掲載「百人百色の介護」②

Better Care2009冬号掲載記事「百人百色の介護」その2です。
BetterCare2009冬号2

●女優の坪内ミキ子さんにお話をうかがいました ★2010年新春特別インタビュー★

テレビ・映画等で活躍されている女優の坪内ミキ子さん、実はお母様<宝塚歌劇団の第1期生の雲井浪子さん(実母)>の96歳から亡くなる102歳まで、6年間の介護経験をお持ちになります。また絵本翻訳家のみらいななさん等と在宅介護に関わるご家族やヘルパーなど介護を支える方々に対しコミュニケーションの場をご提供する「ありがとう介護研究会」の副会長もつとめられています。<敬称略>
矢野:著書の「母の介護」を読ませて頂きました。6年間、病院と在宅、大変なご苦労をされました。しかもお母様は元宝塚のスター、よく本にする決心をなさいました。
坪内:まず「介護は大変」「いずれ介護をしたり、されたりする立場になる」と言うことを伝えたかったのです。でも「される方も大変」という事が充分に伝え切れていない。誰だって紙オムツを取り替えてもらいたいとは思いませんが「ピンピンコロリ」は「神のみぞ知る」ですからね。
矢野:そうです、誰もが両方の経験をするものと思っていたほうが賢明です。さて約6年、長続きとお仕事との両立のコツはありましたか?
坪内:6年のうちの5年間は任せられる部分はヘルパーさんに任せ、食事の用意等のポイントに私が係わっていくスタイルでしたから、威張れる程ではないのです。ご存知の通りテレビや映画のお仕事は共同作業、一方母の介護はまさにマン・ツー・マン、両立と言えばカッコ良いですが、気分転換の意味でも仕事はプラスに作用しました。それと母の場合は「一人暮らしで要介護5<介護度としては最も重い>しかも寝たきり」でしたから、全てを1人で見るというのは不可能、介護保険やヘルパーさんを上手に使わないと。
矢野:なるほど、やはり在宅介護というとヘルパーさんが頼りになってきますね。さて沢山のヘルパーさんとお付き合いされた中、仲良く、そして上手にお付き合いするコツとは?
坪内:ヘルパーのお仕事は本当に大変、30人以上のヘルパーさんに来ていただきましたが、家人にはスキルとは別な部分でそのヘルパーさんが「心を込めて」お仕事をして下さっているかが良く判るのです、更に寝たきりの母もそれを「感じていました」。実は、皆さんのお仕事に対して、時には言いたい事も有りましたが、プロのお仕事ですからね、「口を挟まない」というのが私のポリシーでした、母は結構言っていたようでしたが(笑)。でも私は皆さんのグチをキチンと聴きました。触れ合いが大切なお仕事ですから。それと介護は「する人」「される人」そして「頼む人」三者の間の信頼が大切、でも「ありがとう」という言葉があるだけで随分とこの関係は良いものになってくる筈です。
矢野:ところでご主人やご家族のバックアップ等はありましたか?
坪内:夫と息子ですから・・・直接介護には携わりませんでした。母もそれを求めませんでしたし。ただ私に負担をかけまいと気を使ってくれました。例えば食事に連れて行ってくれたり、自分の事は自分でしてくれたり・・・、それだけでも随分と助かりました。
矢野:介護期間が介護保険の前後をまたぎます、違いはどのようにお感じになりましたか?
坪内:経済的な部分が第一ですね。精神的な部分ではケアマネージャーの存在、今ではちょっと考えらませんが、手探り状態で全て自分でやっていましたから、不安とストレスがたまりました。相談できるだけでも随分と楽になれるものだと。そして「介護」に関する理解が飛躍的に高まった事だと思います。「人に話せない」ことが皆が抱える「共通の悩み」だったんだと。
矢野:随分とストレスを感じる時期があったワケですね?そんなストレスを解消する秘訣はありましたか?
坪内:グチを言えるはけ口が必要。私の場合それは学生時代からの友人でした、食事をしたり、思い切って旅行にも行きました。本当に「話をする」だけで精神的に楽になる。それと皆さんに伝えたいのは「頑張りすぎないこと」、そうでないと続きません。
矢野:それはプロにも言えることですね。さて、最後に坪内さん、何か健康法はおありでしょうか?
坪内:そろそろ自分の事も心配です(笑)、肉体的な部分では、車を使わず出来るだけ自分の足で歩くこと、万歩計を携帯しています。そして頭を使うこと、今、NintendoのDSにハマってます、「脳トレ」とか。先日の研究会でも「認知症予防に効果がある」と言われていました。皆さんにもお薦めできますよ。
矢野:今日は本当にありがとうございました。ご健康にお気をつけ、お元気ご活躍を続けてください。是非バナナ園グループのグループホームにも遊びに来てください
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2009年12月 1日

●十世三宅藤九郎さんにお話を伺いました~和泉流女性狂言師~

皆さん「狂言」をご存知ですか?そう、能や歌舞伎と同じ伝統芸能のひとつ。今回は嗜好を変え、「狂言」を今に伝える女性狂言師三宅藤九郎<みやけとうくろう>さんに赤坂の豊川稲荷内のお稽古場に伺い、お話を伺いました。(敬称略)
矢野:今回は「BANANA NEWS」のインタビューに快く応じていただきありがとうございます。まずは「狂言」のアウトラインについてお話いただけますか?
藤九郎:「狂言」が古典芸能、伝統芸能だと言うことはご存知だと思いますが、結構「遠い世界、ハードル高し!」って思われてるのじゃないでしょうか?でも数ある古典芸能の中で唯一の喜劇で、面白いこと滑稽なことを演じるわけですから、実際はすごく分かり易いんです。「食わず嫌い」の方が多いのがとっても残念です。
矢野:私もそんな食わず嫌いの一人かもしれません<笑>。
藤九郎:成立は室町時代。登場人物は、そのころの「大名」や「太郎冠者」(召使のこと)等ですが、いつの時代にも通じる普遍的なお話(狂言では曲と言います)を演じ、最後は必ず笑いで丸く収まるのです。しかも一曲が短い(15分程度)!型や伝統は大切に守られていますが、けっして堅苦しいものではないですし、それに新作では「シェイクスピア狂言」もあるのですよ。
矢野:ところで初心者にとっての楽しみ方のポイントってなんでしょうか?室町時代の言葉で演じられるわけで、一般人にも理解できるものでしょうか?
藤九郎:まずは、喜劇なので面白いと思うところで笑ってください! 室町時代の言葉が使われますが、特殊な役職や地名などを除けば結構理解できますし、演者の仕草や表情をあわせて見ていただけば、ストーリーは勿論、笑いのツボまで分かる筈です。外国での公演でも笑いの起きる場面は不思議と一致します。洋楽のコンサートでも言葉は分からなくても楽しめたり、歌の内容は伝わりますよね?狂言の言葉や装束は昔のものですが、「こういう事は今もある!」「こういう人は今もいる!」と楽しめるし、まずは狂言師や舞台のかもし出す雰囲気を「肌で感じて」欲しいですね。
藤九郎:説明だけでは分かり辛いですよね?狂言には名乗りと言って、自己紹介のセリフがあります。これをやってみましょう。「この辺りの者でござる」、矢野さんも一緒にどうぞ。しっかり「張った」声で抑揚や、高さだけでなく、姿勢や呼吸も真似てみてください。そう、「狂言」にマニュアルや教科書はありません、全て「口伝<くでん>」。セリフも動きも師匠を真似ることで覚えていくんです。
藤九郎/矢野:「こォ~のあ~たり~の~もォのでござる~」
矢野:姿勢を正して声を出すって、気持ちいいですね。アドレナリンの分泌を促し元気にしてくれる感じがします。お腹にも力が入りダイエットにもなりそうです。
藤九郎:ダイエットは(?)ですが、しっかり息を吸って、大きな口をあけ、発声するといい表情になります。それに狂言は見て、聞いていただくだけで「元気」が伝わる芸能なんですよ。
矢野:今日は少しですがライヴに接して感激です、ところで藤九郎さん、これまでに実際どなたかの介護をされたり、係わられたりした経験はおありですか?
藤九郎:幸か不幸か?自分で介護をしたことはありません。祖父は90歳まで存命だったのですが、84歳からは一切舞台
に立たなくなりました。それは「自分で納得の行く舞台が勤められない。」という理由からです。芸術家で、完璧主義。そんな祖父の介護を私の母がしていましたが、そういう本人の意思や考えを如何に家族を含め介護に携わる人間が理解をしてあげるかが重要と感じました。
矢野:介護にとって重要な「共感」ですね。さて、最後になりますが、舞台にかける「おもい」と今後の豊富を聞かせてください。
藤九郎:今日の舞台は昨日にも明日にも無い、だからいつもそのときの「100%を尽くすように」と師匠から教わってきました。狂言を通じて“日本の文化”を伝える、という責任もありますが、何より600年、人から人へ、心から心へ真直ぐに伝えられてきた狂言だからこそ「真直ぐにその日のベストをお見せする」事が大切と考えます。そうすることにより初めて、お客様に「元気」や「勇気」そして「笑い」を伝える事が出来ると思います。狂言の世界を一人でも多くの皆さんに伝えていきたい、今後は高齢者施設や老人クラブ等でもパフォーマンスしたいって考えています。
矢野:バナナ園でも是非お願いいたします。今日はお忙しい中本当に有難うございました。
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■弟は和泉元彌さん(二十世宗家)、姉は和泉淳子さん(史上初の女性狂言師)。実父で師匠は和泉元秀(十九世宗家)、祖父は九世三宅藤九郎<ともに人間国宝:故人>。宗家と姉が着々と家庭を築くのを横目に、サッカー、太極拳、ビーチバレー、写経、と挑戦(?)中。
<スケジュール>      
■12月21日、「クリスマス狂言ライブ(ディナーショー形式)」ホテルグランドヒル市ヶ谷にて、午後7時開演
※お問い合わせは藤九郎さんのHPでどうぞ
■インタビュアー:矢野達郎(当社理事長)